株式会社コンヴァノFASTNAIL AWARD 運営企画
2024年3月1日、東京ポートシティ竹芝 ポートホール。株式会社コンヴァノ様の社員総会・表彰式「FASTNAIL AWARD」の全体企画から当日運営、ダイジェストムービー制作までを、株式会社mood(担当:杉田)が担当しました。全国の店舗からネイリストの皆さまが一堂に会する一日です。
社名が理念そのものである会社の、表彰式|イベント全体企画
株式会社コンヴァノ様が掲げるビジョンは「ネイルで世界を変える」。社名のCONVANOには Creation Of New Value And New Opportunities(新しい価値の創造と機会の拡大)という意味が込められています。
2時間かかっていたネイル施術を60分で完結させ、スプレーボトル消毒や独自のスチームオフシステムを業界に先駆けて導入し、ネイリストを正規雇用することで「安定した職業」へと底上げしてきた。ネイル事業として業界初のマザーズ上場も果たされています。
社名が「機会の拡大」を意味している会社の表彰式を、一年の締めくくりとして設計するのは筋が通りません。称えることは、次の機会を差し出すことと同じ意味を持つ。そう置き直したところから企画を始めました。社員総会としての情報共有、表彰式としての称賛、懇親会としての一体感。この三つを別々のパートとして並べず、一本の流れとしてつなぐことを設計上の課題にしています。
会場を決めた時点で、その日にできることの上限は決まる|会場選定
会場に選んだのは、東京ポートシティ竹芝の1階にある「ポートホール」です。522平方メートル・最大448名収容という規模と、壁一面に常設された400インチ級の大型スクリーン。この2つが、社員総会としての情報伝達力と、表彰式としての演出力を同時に成立させます。
加えて、1階という搬入導線の良さ、ホワイエとの連動、屋外のポートプラザまで含めた回遊性、竹芝駅直結というアクセス性。数百名規模を安全に、かつ滑らかに動かすうえで、これらは演出の前提条件になります。
会場選定は、準備作業ではありません。箱を決めた時点で、その日にできることの上限が決まります。演出案を先に作ってから会場を探すと、後から必ずどこかを諦めることになる。だから会場は、演出の一部として選んでいます。
経営の言葉は、内容を預かるだけでは届かない|トップメッセージプロデュース・演出
社員総会で特に時間をかけたのが、経営層からのトップメッセージです。
同じ内容であっても、語る順番、間の取り方、スクリーンに映すワード、登壇位置ひとつで、受け取り手への届き方は大きく変わります。原稿を預かって進行に組み込むだけでは、届く保証はどこにもありません。
事前のヒアリングでは、何を一番伝えたいのか、終わったあとにどんな気持ちで席を立ってほしいのかを擦り合わせ、メッセージの骨格を一緒に組み立てました。ここで聞き方を間違えると、当日の言葉が上滑りします。経営の側が腹を割って話せていないイベントは、どれだけ演出を積んでも上滑りする。そこは正直にそう思っています。
演出の核に据えたのは「BRAND STORY」というコーナーです。創業以来コンヴァノ様が積み上げてきた挑戦の軌跡と、これから向かう未来をスクリーンに映し出します。ポートホールに常設された400インチクラスのスクリーンを活かし、文字・映像・光・音を一つのレイヤーに重ねました。
運営は、参加者の体験を止めないこと|制作・運営
開場前のリハーサルから撤収まで、すべてのフェーズで基準にしたのは「参加者の体験を止めない」ことです。
受付、誘導、控室、登壇導線、懇親会への流れ。複数のスタッフが連携して動く現場なので、インカムでの連絡系統、トラブル発生時のエスカレーションフロー、進行が押した場合の調整ポイントを事前に潰し込んでいます。
表彰のシーンでは、受賞者の名前が呼ばれた瞬間の表情、駆け寄って祝福する仲間の手のひら、トロフィーを受け取る指先まで主役になるよう、照明と音楽のキューを設計しました。運営は黒子です。ただし、スポットライトが当たる人が安心して主役になれるための黒子だと考えています。
ケータリングまでを、体験として設計する|ケータリング
表彰式のあとの懇親会は、ネイリストの皆さまが立場や店舗の垣根を越えて語り合う、もう一つのハイライトです。
フードとドリンクの構成、テーブルレイアウト、装花、グラスの並べ方まで、ブランドの世界観と合わせて選んでいます。赤やオレンジを基調とした照明の中で、ガラス越しに揺れるシャンパンや色とりどりの一皿が並ぶ。視覚と味覚と空気感が一つになって、はじめて場の温度が決まります。ケータリングを運営上の手配として扱ってしまうと、ここが抜け落ちます。
約93秒に、その一年を残す|本番使用映像制作・当日ダイジェストムービー撮影・編集
本番中にスクリーンへ投影する映像は、オープニングムービー、BRAND STORYの映像、表彰時のノミネート映像、受賞発表のジングル、エンディングまで一貫したトーンで制作しました。大型スクリーンの解像度を活かす画づくり、フォントの可読性、音楽との同期、そして登壇者と映像の主従関係。映像はステージを邪魔せず、しかし体験を底上げする位置に置いています。
当日ダイジェストムービーは約93秒です。この中に、開場の高揚感、BRAND STORYの厳粛さ、表彰の歓喜、懇親会の温度、エンディングまでを収めました。
カメラを向けたのは、ステージ上の主役だけではありません。仲間の名前が呼ばれた瞬間に口元を押さえる方、表彰された同僚に駆け寄る方、グラスを掲げる方、フロアで拳を突き上げる方。観終わったあとに、まだ会場のあの空気の中にいるような感覚が残ること。それを編集の基準にしています。
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株式会社コンヴァノ様の事業内容や最新ニュースは、株式会社コンヴァノ公式サイトにて随時更新されています。FASTNAILブランドの店舗情報や採用情報については、FASTNAIL公式サイトからご覧いただけます。
制作クレジット
制作:株式会社mood(杉田)
担当領域:株式会社コンヴァノ FASTNAIL AWARD<社員総会/表彰式>イベント全体企画・制作・演出・運営・トップメッセージプロデュース・会場選定・ケータリング・本番使用映像制作・当日ダイジェストムービー撮影・編集
「余韻」をデザインし、記憶に残る体験を。