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株式会社ダンダダン社員総会2024 運営企画

2024年5月23日、肉汁餃子のダンダダンを運営する株式会社ダンダダン様の「社員総会2024」が、数百名規模で開催されました。株式会社mood(担当:杉田)は、全体企画から演出、運営、本番使用映像の制作、当日のダイジェストムービー撮影・編集までを担当しました。

粋は、説明された瞬間に粋でなくなる|イベント全体企画

企画で最初に決めたのは、「粋で鯔背」という理念を演出で説明しないことでした。

やろうと思えば、スクリーンに理念を大きく映し、その意味をナレーションで解説することはできます。ただ、粋というのは説明された瞬間に粋でなくなる言葉です。丁寧に伝えようとするほど、その会社らしさから遠ざかる。この会社に対しては、それが最も失礼な形になると考えました。

だから軸を、言葉で伝えることから、当日つくるものすべてが粋で鯔背であることに置き換えました。映像の間の取り方、照明の切り替わり、司会の言葉数。判断に迷ったときは、この基準ひとつで決めています。

ダンダダン様が掲げているのは「街に永く愛される、粋で鯔背な店づくり」という理念です。2011年1月19日に調布・天神通りで1店舗から始まり、いまは国内外140を超える店舗を展開されています。井石裕二代表をはじめ全社員が、流行に流されることなくどんな時代でもお客様に愛される店をつくり続けたい、という考え方を共有してこられました。「餃子とビールは文化です」という言葉のとおり、年に一度の社員総会もまた、この会社にとって磨き上げられてきた文化のひとつです。

演出は、開演で始まらない|制作・演出

企画段階で言語化したのは、この一日を通して参加者にどんな感情を持ち帰ってほしいか、でした。誇り、感謝、悔しさ、来年への決意。これらを一本の物語として体験してもらうために全体の構成を組んでいます。

具体的には、開場から退場までを一つの映画体験として設計しました。エスカレーターを上がってホールへ向かう、その瞬間からすでに演出は始まっています。会場に入ってから演出が始まると考えていると、最初の数分を捨てることになる。客席に座った時点で、特別な一日のスイッチが入っている状態をつくりました。

会場は2階席まで備えた本格的なホールです。この規模だと、演出には全員に届く明快さと、細部まで作り込まれた品の両立が要ります。照明はセクションごとに表情を切り替えました。ダンダダンMovie Awardでは華やかに、表彰式では受賞者一人に敬意が宿る凛とした光に、方針発表では代表の言葉を一語一句聴き入りたくなるような静謐で深い青に。同じ会場でも、光が変われば人の姿勢が変わります。

運営は黒子。ただし、主役が安心して主役になるための黒子|運営・プレゼンテーションプロデュース

受付、誘導、ステージ転換、登壇者のスタンバイ、トロフィーや賞状の受け渡し、ハチマキや前掛けといった衣装の管理まで、本番に必要な動きは事前にすべてシミュレーションしています。

神田店をはじめとする店舗取組発表では、スタッフの皆さんが「肉汁餃子製作所」の前掛けと餃子ハチマキを身につけてステージに立ちます。普段は厨房やホールで動いている方々です。舞台袖での導線とタイミングを詰めたのは、段取りを完璧にしたかったからではなく、出演する人が安心して舞台に立てる状態をつくるためでした。

方針発表や店舗取組発表では、登壇者の言葉がそのまま会場の空気をつくります。原稿の流れ、スライドの見せ方、間の取り方を、登壇される方と一緒に組み立てました。ここでも、話し方を整えることが目的ではありません。伝えたいことが、伝えたい順番で、伝わる温度で出る状態を探しています。

映像は、会場と一緒に呼吸する側にいる|本番使用映像制作

オープニングムービー、各賞のノミネート紹介、ダンダダンMovie Awardの店舗別エントリー作品、方針発表に寄り添う映像。それぞれ目的に応じて尺、テンション、色味を作り分けました。

Movie Awardの映像群では、各営業部・各店舗の個性が際立つように編集しています。受賞の瞬間にスクリーンへ映し出された自分たちの姿を見て、客席から歓声が上がる。このとき映像は主役ではなく、会場と一緒に呼吸する側にいます。その位置を守れているかどうかを、編集中の判断基準にしました。

約3分に、何を残すか|当日ダイジェストムービー撮影・編集

アフタームービーは約3分です。撮影の段階から、どの瞬間を残すかを決めて現場に入りました。

エスカレーターを上がる参加者の表情、客席で笑い合う仲間、表彰式の握手、店舗発表に挑むスタッフの眼差し、方針発表に聴き入る後ろ姿、フィナーレで肩を組む全員。編集ではテンポと余韻のバランスを見ていますが、迷ったときは余韻の側に振っています。ダンダダンらしい熱量とユーモアを残しつつ、観終わったあとに残るものを優先しました。

イベントが終わって、それぞれの店舗に戻ったあとに何が残るか。そこまでが自分たちの仕事の射程だと考えています。

肉汁餃子のダンダダンの最新情報はこちらから

店舗情報、最新メニュー、コラボ企画やキャンペーンなどの最新情報は、肉汁餃子のダンダダン公式サイトでご覧いただけます。企業情報・IR情報・採用情報については、株式会社NATTY SWANKYホールディングス公式サイトに掲載されています。

制作クレジット

制作:株式会社mood(杉田)

担当領域:株式会社ダンダダン社員総会2024 <社員総会/表彰式>イベント全体企画・制作・演出・運営・プレゼンテーションプロデュース、本番使用映像制作、当日ダイジェストムービー撮影・編集

「余韻」をデザインし、記憶に残る体験を。