聡と高光 アタックムービー制作
YouTubeトーク番組「聡と高光」のアバン動画を制作しました。出演されるのは、新潟で株式会社Elevationを率い、NPO法人居酒屋甲子園の7代目理事長を4年間務めた山崎聡さんと、東京・三軒茶屋で株式会社和音人を経営し、一般社団法人JFRXの代表幹事として外食産業の構造改革を進める狩野高光さん。尺は約14秒です。
剥き出しの言葉が出る場所|アバン動画の企画
「聡と高光」は、世代と地域を越えて外食産業の未来を語り合う番組です。
山崎さんは理事長退任のメッセージで「共に学び 共に成長し 共に勝つ」「自分の人生に心を込めて生きる」という言葉を残されています。狩野さんはJFRXの代表幹事として「社会の形成に主体的に関わる外食産業を創造する」というビジョンを掲げておられます。
居酒屋から日本を元気にしたい人と、外食産業の構造そのものを変えに行く人。立場も拠点も違う二人が膝を突き合わせて話すからこそ、剥き出しの言葉が出る。そのエネルギーを、視聴者がチャンネルを開いた最初の数秒で受け取ってもらう。それがこの映像に与えられた役割でした。
情報を盛るのではなく、削ぎ落とす|構成
約14秒で「番組名を覚えてもらう」「二人のキャラクターを伝える」「観たいと思わせる」の3つを成立させる必要がありました。
普通に考えれば、情報を詰め込むことになります。番組の趣旨、二人の肩書き、テーマ。ただ、14秒に説明を入れた瞬間、それは告知動画になります。観たいと思わせるものではなく、観るべき理由を並べたものになる。
だから選んだのは、説明を一切排除して、ビジュアルの強度だけで提示するという方向でした。情報を盛るのではなく削ぎ落とす。番組タイトル「聡と高光」を画面いっぱいに据え、「YAMAZAKI SATOSHI」「KANO TAKAMITSU」のローマ字タイポグラフィを大胆にレイアウトしています。
中間色を使わない|デザイン・編集
色は3色だけにしました。ライムイエロー、ロイヤルブルー、ブラック。
中間色を一切使わないのは、二人が普段から口にされている「本気」や「覚悟」という言葉の質感を、画面の温度として翻訳するためです。グラデーションで整えると、その言葉の角が取れてしまいます。
ポートレートにはハーフトーン(ドット)処理をかけ、印刷物のようなザラついた手触りを出しました。デジタル動画でありながら、紙のZINEを開いたときのような熱を持たせたかったからです。
編集のリズムは、トーク番組としては異例の高速カットにしています。1秒あたり2カット前後で、ポートレート、タイポグラフィ、和文ロゴを畳みかける。落ち着いたドキュメンタリー調ではなく、カルチャー誌の表紙をめくる感覚に寄せたのは、この二人が飲食業界の従来の見え方を更新する存在だと感じたからです。
手のひらや指差しのジェスチャーをポップアートのコラージュ素材として使い、ラストで番組タイトルが画面中央に着地する。その瞬間に「次、何が始まるんだろう」という感覚が立ち上がる構成にしました。
「聡と高光」の最新情報はこちらから
番組の最新エピソードや、出演されるお二人の活動については、株式会社Elevation公式サイトおよび一般社団法人JFRX公式サイトをご覧ください。
制作クレジット
制作:株式会社mood(杉田)
担当領域:番組のアバン動画
「余韻」をデザインし、記憶に残る体験を。